小平神明宮

御由緒

御由緒・小平神明宮の紹介

朱印

小平神明宮鎮座の由緒

今から三五〇余年前、徳川家康が江戸に幕府を開いてから五十八年、私達の祖先はこの地に最初の鍬を入れました。この辺りは富士箱根火山帯の噴火による火山灰(関東ローム層)が幾重にも推積し、古歌にも『行く末も空もひとつの武蔵野に草の原より出ずる月かげ』(後京極摂政大政大臣)と詠まれ『逃げ水の里』とも云われる程水利に乏しい、生活に過酷な不住の土地でありました。

未知の土地に移り住む人々の守護神として、明暦二年の開拓願いとともに神明宮勧請の願いが出され、五年後の寛文元年(一六六一)に、西多摩郡殿ヶ谷村(今の瑞穂町)鎮座の延喜式内社(平安時代以前からの古社)阿豆佐味天神社(アズサミノアマツカミノヤシロ)の摂社、神明ヶ谷の小高い山の中腹の神明社から分祠遷座されました。

小平神明宮の神様

 
境内

本殿

御主神  大日孁貴尊(おおひるめむちのみこと)

天満宮御祭神  菅原道真公(すがわらみちざねこう)

山王宮御祭神  大山祇神(おおやまづみのかみ)

愛宕社御祭神  軻遇土神(かくつちのかみ)

 

東殿

春日神社御祭神  建甕槌神(たけみかつちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)

八雲神社御祭神  建早須佐雄神(たけはやすさのおのかみ)

八幡神社御祭神  品陀和気神(ほんだわけのかみ)

 

西殿

稲荷神社御祭神  倉稲魂神(くらいねたまのかみ)

秋庭神社御祭神  伽具土神(かぐつちのかみ)

熊野神社御祭神  伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)

白山神社御祭神  白山吡咩神(しらやまひめのかみ)

 

境外社

一の宮神社  山の神(やまのかみ)

 

井戸の神様

御井神(みいのかみ)、水波能売神(みずはのめのかみ)

 

13社 16座の神様


 

小平神明宮の境内

 
参道

長い参道に武蔵野の歴史

青梅街道から鳥居をくぐり100m余りの厳かな長い参道には、武蔵野特有の欅・榎・椋などの広葉樹が聳えています。奥多摩に生息する鳥も境内にやってきます。武蔵野の土地に合った樹種としてかつては一般的であったこの風景も、近年稀となってしまいました。

神の坐します神域として、それ以前に人類と自然の共存の証しとして、地域の方々のご理解とご支援を得て、この杜は何としても後世に伝えていきたいものと念じています。

また境内には昭和三九年創立の小平神明幼稚園が在ります。童心神に通ず。境内に日々子ども達の遊び声が聞こえる、三多摩には数少ない神社の景観をつくっています。

お問合せ

ご祈祷

小平神明宮(こだいらしんめいぐう)

〒187-0032 東京都小平市小川町1-2573

【社務所・札所開所時間】

毎日9:00~17:00

【神前祈願受付時間】

毎日9:00~16:30

【お電話によるお問い合わせお申込み】

毎日9:00~18:00

電話:042-341-0407
FAX:042-312-1661

※祭典中などお電話に出られないことがございます。お手数ですがしばらくしてからおかけ直し下さい。

↑ PAGE TOP

↑ PAGE TOP